独学で絵を描くことについて【心のままに描きましょう】

絶望しても、それでも絵を描きたい

私は絵を描くことが好きで、中学・高校と美術部部長を務め、賞などもいくつか頂いたりしました。

その後高校2年頃~23歳頃まで絵から離れた時期を挟み、27歳から本格的に作家活動を行うと決めました。

習い事を含め美術に関する専門的な教育を受けたことはなく、独学です。

中学校3年次の作品です。なつかしい。

私が絵から離れていた時期というのは、家庭環境・経済状態が非常に不安定になり、精神的に大きなダメージを受けていた時期でした。

美大に進学したいと考えていた私にとって、絶望しかありませんでした。大学の学費はおろか予備校に行くお金もない。

自分が生きているだけでお金がかかってしまう罪悪感に苛まれ、常に死ぬことを考えていました。

再び絵を描き出したのは、新卒で就職した仕事がうまくいかず、8か月で辞めたときのことでした。

当時は実家にいて(自分に一人暮らしはできないと思い込んでいました)精神を安定させようと思ったとき、真っ先に浮かんだのが絵を描くことでした。

美大や専門・独学問わず、絵のスタイルがイケていればそれでいいと思います

私は大学在学中にメタルにハマり、教科書ではまず見られない刺激的なジャケットに心を奪われていました。

「自分もこんな風に描いてみたい」と思い、見よう見まねで制作を再開しました。特に影響を受けたのはMastodonのジャケを手掛けたPaul Romano氏(http://workhardened.com/)、BaronessのJohn Dyer Baizley氏(http://aperfectmonster.com/)、ConvergeのJacob Bannon氏(https://jacobbannon-com.myshopify.com/)などです。

幾分荒業かとは思うのですが、もし自分の目標としたい絵のスタイルを見つけたら、ひたすらインプット・アウトプットを繰り返し、自分のセンスに落とし込むと良いと思います。

では目標を見つけるにはどうしたらよいかというと、多分ここは専門教育・独学問わず、センスを磨く―すなわちとにかく美しいものをたくさん観ることが必要になると思います。

教科書の外にあるカルチャー

メタルのアートワークに出会ったことをきっかけに、「かっこいい絵をもっと見たい!」とアンダーグラウンドなカルチャーを模索するようになりました。

具体的には、海外のダークアートやタトゥーアートなどです。そうしたカルチャーに触れるきっかけになったのは、メタルやハードコアの音楽シーンもそうですが、InstagramやdeviantART(https://www.deviantart.com/)といったWebメディア、またHIDDEN CHAMPION(http://hiddenchampion.jp/)といった雑誌などからも大きな影響を受けています。

絵から離れていた時期に、家庭から目を背けるよう自室に引きこもり、英語の反復練習をして上達したことが、こうした世界への扉を開くきっかけをくれたと思っています。

また、私の場合学校に行くことで自分と他の人を比べ、委縮してしまっていたかもしれません。

色々ありましたが、現在の状況がベストだと考えています。

まとめ

昔の私のように、絵が好きで、しかし専門教育を受けていないことを引け目に感じる人がいれば、そうした思い込みに囚われる必要はありませんよと伝えたくてこの記事を書きました。

心のままに、たくさんの絵を描きましょう。

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